キャリアコンサルタント関連の資格を取得するためには学歴が必要になるのでしょうか?どんなレベルでの勉強を重ねていれば良いのでしょうか?
キャリアコンサルタントの資格を取得するための条件はいくつかあります。実務経験もしくは、厚生労働省が認めている講座を修了していることが最低の条件となります。つまり学歴自体は特に問われないという事になります。
キャリアカウンセラー資格取得に学歴は必要?
もっと言えば、キャリアカウンセラーとして活動するためには資格すら不要です。キャリアコンサルタントの資格や、キャリア・コンサルティング技能士の資格を持っていれば一定の知識があると認めてもらえる事には繋がりますが、実はそれ以上の意味はないのです。
キャリアコンサルタント資格が国家資格に認定されたことで、キャリアカウンセラーなどに類似する肩書を名乗るには登録キャリアコンサルタントになる必要がありますが、それもせいぜい数年前の話なのです。
学歴や資格はもちろん看板として大切ですが、それ以上の経験や実績が求められてくるのがキャリアカウンセラーという事を一つ覚えておきましょう。
学歴に対して不平等感を持っていたり、そもそも大学を卒業してはいないという人でも十分にキャリアカウンセラーとして活躍できる機会があります。むしろ学歴に頼らず、成果を出せる自信を持っている人の方がカウンセラーとして優れていると言えます。
ただし、キャリアカウンセラーを行う上ではカウンセリング能力を高める必要があります。そのためには、カウンセリングや心理学を先行としたカウンセリングコースを選び、卒業していれば必ず役に立ちます。
大まかに分けて、キャリアカウンセラーには二通りいます。一つは大学を卒業後に最短でキャリアカウンセラーとして働き始めた人です。キャリアカウンセラーは要求される成果がとても高い職業であるため、それに見合った有名大学出身でありエリートです。
もう一つは、社会人としてさまざまなキャリアを積み重ねて、ある程度成熟した経験を持っているキャリアカウンセラーです。
社会に出てすぐにキャリアカウンセラーとなった人の場合は、もちろん社会人経験はそれほど多くありません。大学を卒業して資格を取得していても、生の経験を持たないという点で差が生まれます。
一方でキャリアを積み重ねてきたキャリアカウンセラーは、自分がこれまで務めてきた業界に対して豊富な知識と経験を持っています。幅広い人脈があるのも、キャリアカウンセラーには欠かせない要素といえるでしょう。
このように、キャリアカウンセラーになるためには、学歴はそれほど重要ではありません。実践や経験のほうが重要なポイントになってきますので、学歴には拘らずに、まずは資格の取得を目指してみましょう。
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