キャリアカウンセラー資格保持者に聞く相談事例


自分が今何を目標として働いているのか、どのような仕事をやりたいのか、続けていきたいのかを、よく理解できていない人はたくさんいます。流れ作業で毎日をやり過ごしている場合でも、一度疑問を持ってしまえばそれが大きな悩みの種になります。

以下では、そんな悩みを持つ相談者がどのようにキャリアカウンセラーに相談を持ち掛けるのか、事例でご紹介します。

キャリアカウンセラー資格保持者に聞く相談事例

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ある40代男性は、新しい業種へ転職し仕事を始めたいと考えていましたが、書類選考の段階で落とされていました。異業種であり、年齢も転職には適さない段階にあると本人も半ば諦めていましたが、キャリアカウンセラー資格者が助けになったそうです。
まず、この男性自身は自分の経歴についてそれほど自信を持っていなかったようです。今回も新しい業種へのチャレンジという事になりますが、さまざまな職業を転々としている事実が引っかかっていたのです。
実際にはとても輝かしい経歴であり、それぞれの業種へチャレンジしてきた事も一本筋の通った行動であるように見えていたキャリアカウンセラーは、まずは本人の自信を取り戻させるよう働きかけました。
どの転職も無意味なものではなく、本人のキャリア形成にとっては必要不可欠なものでした。そのことを本人に再認識させることで自信のある自己PRが可能になり、40代で見事に新業種への転職を成功させたそうです。

続いては20代女性についてのキャリアカウンセリング事例です。現在の職業に強い悩みを持っており、そのことが原因で転職を考えるに至ったようですが、最終的には思い直して今の職場で続けるきっかけを掴みました。
彼女が現在任されている仕事にはやり甲斐を感じることができず、経験を積み重ねることにも繋がらず無意味だと感じていたのです。周りの社員や同期は着々と経験を重ねて、キャリアを高めていっているのに自分だけ取り残されているということでした。
仕事上、他の社員と協力するということができず孤立した状態での仕事なので、そのことも辛く感じていたようです。
これまでの経歴で、どんな事にやり甲斐を感じていたのかを聞き出してみると、学生時代のサークル活動が特に楽しいと感じていたようです。
サークル内で彼女は中心的な存在であり、自分の希望を仲間たちと共有したり、意見を取りまとめたりしてさまざまな事を実現させていくのが楽しかったのです。
彼女にはおすすめの別部署が存在していたので、そちらへの異動を申し出てみては?という提案をキャリアカウンセラーが行いました。若年層の転職はうまくいかないケースがとても多いので、それは最終手段とするように進言したのです。
彼女はその後も同じ会社で働いており、転職する必要はなかったと気付くことができました。

このように、キャリアカウンセラーは様々な人の悩みを解決する方向へ持っていくことが可能です。非常にやりがいのある仕事ですので、興味のある方はぜひ目指してみましょう。


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