キャリアを相談できる専門家の必要性について


今の仕事に満足していなかったり、やりたい仕事が見つからなかったりしている場合、キャリアコンサルタントが相談に乗ってくれます。仕事する環境を見直したい場合にはとても力になってくれる存在です。
そのキャリアコンサルタントですが、平成27年に新しく国家資格が登場しました。厚生労働省がキャリアコンサルティングの必要性の高さを評価しており、地位と質を向上させるために制定したものです。

キャリアを相談できる専門家の必要性

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近年の日本では、働き手の不足が問題視されています。仕事はあるのに働き手がいなければ、景気は良くなりません。さらには高齢化社会も加速しているためにこの問題の解決が急がれているのです。
それら諸問題を加味すると、日本でのキャリアコンサルティングの認知度、知名度は海外に比べてまだまだ低いかもしれません。
どんな仕事をやりたいのか、収入はどれくらいを希望しているのか、など希望に応じてそれを実現させるための助言を行うのがキャリアコンサルティングです。資格の取得や、受けるべき職業訓練についても選択肢を明らかにしてくれます。

企業の中でもキャリアコンサルタントが重要な役割を持っています。現状の仕事や地位に満足していない働き手と会社側の摩擦は付き物ですが、双方の視点からアドバイスを行い、的確な人事が可能なのは、キャリアコンサルタントだけです。
もしもあなたが今の勤務先に満足しておらず辞めたいと考えている場合でも、キャリアコンサルタントに相談すれば良い結論を引き出してくれる可能性があります。
キャリアコンサルタントはただの職業斡旋とは違います。カウンセリングを通じてのメンタルケアなどもその中に含まれていますので、高いヒアリング能力も求められます。

キャリアコンサルタントを求めているのは、労働者や企業だけではありません。教育現場でも重要な役割を担っています。学生がどのような将来設計を組むべきか、的確なサポートが必要になります。
将来希望している職業を実現させるためには、学校の選び方などが重要になりますので、キャリアコンサルタントは指導員という形で学校にも求められるケースが増えています。
キャリアコンサルタントとして働くには、専門の資格を持っていなければなりません。国家資格となったことで、無資格での活動は、場合によっては厳しい処罰の対象にもなる可能性があります。そして5年に一度の資格の更新が義務付けられました。

キャリアの形成は難しいものですが、専門家のサポートがあることで大きく前進できることがあります。働く形が自由に選べ、多様化している現代において、キャリアについて悩んでいる方は大勢います。そのような多くの方から求められるキャリアコンサルタントの仕事は、非常にやりがいが大きいものですので、興味のある方はぜひ目指してみましょう。


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