アメリカのキャリアカウンセラー資格について(日本との違い)


日本では平成27年度になり、標準レベルのキャリアカウンセラーになるためには国家資格の取得が求められるようになりました。キャリアカウンセラーを取り巻く環境は変化しつつありますが、世界と比べると、実は遅れていると言えるかもしれません。
アメリカにおけるキャリアカウンセラーは日本に比べ非常に普及しています。キャリアカウンセラーを名乗るための資格を取得するためには、日本よりも努力をしなければなりません。

アメリカのキャリアカウンセラー資格について

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アメリカでのキャリアカウンセラーを利用する場合、その費用は健康保険の適用が可能となります。つまり、日本国内で言えば病院を受診するようなものです。
税金が投入されている訳なので、キャリアカウンセラーを名乗るためには難関を乗り越えなければいけません。アメリカでキャリアカウンセラーを名乗るためには、Licensed Professional Counselor(LPC)のライセンスが必要になります。

LPCの資格を取得するためには、四年制大学を卒業して心理学やソーシャルワーク、カウンセリングなどの分野で修士レベルの過程を修了しなければなりません。
その後大学院を卒業した時に初めて資格取得のための条件を満たすことが可能となります。
日本の場合は、3年以上の実務経験や140時間程度の講習を修了することで、標準的なレベルのキャリア・コンサルタント資格取得のための条件が整うことになりますので、アメリカでは、より高いレベルの教育を受けなければならないのです。

そんなアメリカでのキャリア・コンサルティングのノウハウを活用し、資格化したのが、GCDF-japanのキャリア・コンサルタント資格です。GCDFはアメリカのCCE,incと厚生労働省からそれぞれ認定を受けており、国家試験を受けるための前提となる養成講習を実施しています
GCDF-japanでは、資格が国家資格になる以前の2001年よりアメリカ仕込みのキャリア・コンサルティングのノウハウを取り入れたトレーニングプログラムを実施しています。

もしも、アメリカでキャリアカウンセラー資格を取得して活躍したいと考えている場合は、留学先を慎重に選びましょう。しっかり目的を実現できる学校でなければ、留学の意味がありません。
迷っている場合は、アメリカへの大学留学のアドバイスを専門とするキャリアコンサルタントがいます。留学先を選ぶための相談だけでなく、留学中の支援やサポートなども受け持ってくれるでしょう。
以上のように、アメリカでのキャリアカウンセラー資格取得は難関です。しかし日本での資格取得も現在では比較的困難な道のりだといえます。
資格取得の後にも免許更新制度が始まり、常に成長することを求められていますので、キャリアカウンセラーの日本での社会的な地位はさらに高まっていくでしょう。


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